ブログを書いていると必然的に他の人のブログをかなりの頻度で読むようになります。
人気のページの理由を考えたり、単純にファンだったり、ブログ運営のノウハウを勉強するためだったり……
僕もかなりの時間、他の人のブログを読ませて頂いています。
文章を書く人によって出る味はそれぞれ違うんですよね。
そんな中、僕が1番大好きなブログがあります。
日毎欠かさずチェックするほど大好きなんですが、最近そのブログが嫌いになりそうです。
この記事でディスっているように感じる方もいらっしゃると思いますが、僕が本当に好きなブログです。
好きだからこそ、こういう記事になっているということをご理解していただきたいです。
大好きなブログ
僕が大好きなブログはまじまじぱーてぃーです。
僕が本格的にブログを始める前から好きなブログでした。
確か、なんかのサイトで熱海秘宝館の記事を拝見したのがきっかけです。
「こんな面白い文章誰が書いてるんだろ」って思い、すぐに検索。
そして、ブログを発見しました。
心にグサっと刺さるような記事や、ちょいエロ(?)の記事、タメになる記事が沢山。
速攻で全部の記事を読みました。
まじまじぱーてぃーを知るまでブロガーという職業を全く知りませんでした。
ブログで生活している人がいるっていうのはなんとなく知っていたけど、どうやってお金を稼いでいるのかはよくわかっていませんでした。
僕がプロブロガーという職業の内容を初めて知った瞬間です。
僕は2018年の6月から本格的にブログを始めました。
- どうやってブログを開設するのか
- サーバーはどこがいいのか
- どのASPに登録すればいいのか
- どうやってブログを収益化するのか
- 文章はどう書くのか
全てのブログ知識はまじまじぱーてぃーから教わったといっても過言ではありません。
とにかくあんちゃさんが書く文章が好き
まじまじぱーてぃーに辿り着くまで、僕とブログに接点はほとんどありませんでした。
ネットで調べ物をする時にたまたま出た記事を読む程度です。
つまり、僕とブログは一期一会だったんです。
でも、まじまじぱーてぃーは違いました。
ブログをブックマークするなんて経験自体全く無かったのに。
毎日ワクワクしながら記事を更新されるのを待っていました。
毎日更新されるどの記事もウィットに富んでいて読みやすい。
こんなにいい意味でふざけた文章をかいているのに、たまに核心をつく記事を書いていたりするんですよね。
他にもあんちゃさんが感じたことを読者に届けてくれたり。
今でもあんちゃさんのツイートやブログは逐一チェックしているし、noteも毎月購読させて頂いています。
それだけ大ファンなんです、あんちゃさんの文章の。
でも、最近こんなに大好きなあんちゃさんが嫌いになりそうです。
なんで嫌いになりそうなの?
まず、まじまじぱーてぃーの更新頻度がめちゃくちゃ下がりました。
以前は月に20記事くらい上がっていたんですが、今では月に10記事上がれば良い方。
もちろん記事の数だけじゃないって言うのは分かっています。
その分記事毎のクオリティが上がっていれば全く文句がないです。
でも最近の記事は僕が大好きなあんちゃさんのエッセンスを全く感じないんです。
文章のボリュームは全く無いし、そこら辺に転がっている自己啓発本の内容を薄めたような記事。
正直言って最近の記事は面白くないです。
僕なりに分析してみた
なんでここまでのクオリティに落ち込んでしまうのか。
毎月購読させて頂いているあんちゃさんのnoteにヒントがありました。
ブログのアフィリエイトやnoteで発行している有料マガジン、オンラインサロンの運営費が現在の収益の柱になっているみたいです。(有料noteの内容なので金額は伏せさせていただきます)
まじまじぱーてぃーで最近更新された記事のほとんどにアフィリエイトにガッツリ力を入れたものはなかったと思います。
つまり、あんちゃさんのブログでの収益は過去の優秀な記事達が稼いでいるということになります。
また、あんちゃさんの月額マガジンは大体月に2~3本更新されます。
まじまじぱーてぃーで1本記事を書くより、noteを更新した方がお金の面で割が良いのは明白です。
要は昔のハングリーさやアグレッシブさが無くなってきているんだと思います。
『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』の中の一コマにこんなものがあります。
いわゆる「アンダーマイニング効果」というやつです。
アンダーマイニング効果とは
内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象である。例えば、好きでプレイしていたゲームに金銭的な報酬を与えられると、やる気がなくなってしまうなど。抑制効果ともいう。
具体例が『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』に載っています。
あるおじいさんの家に子供たちが落書きをしています。おじいさんが子供たちを叱ると一旦は逃げ出すものの、別の日にはまた落書きをします。ある日、子供たちがいつものようにおじいさんの家に落書きをしているとおじいさんが子供たちの前に現れました。おじいさんは「子供はいたずらするくらいが元気があっていい」といい、子供たちにお小遣いを与えました。次の日もそのまた次の日同じようにお小遣いを与え続けました。しかし数日後、おじいさんは「お金がなくなった」と言い子供たちにお小遣いを与えることを止めてしまいました。すると子供たちは落書きする意欲をなくしてしまったのです。(参考:行動経済学を使って「いたずら書き」をやめさせる? その驚きの方法とは)
つまり、もともと好きでやっていたこと(内発的動機)が報酬(外発的動機)を与えられることによってやる気が無くなってしまったのです。
ブログを更新するより他のことをしたほうがお金の割がいいからブログを更新するモチベーションがないんだと思います。
憧れだった人が変わってしまった悲しさ
あんちゃさんの文章は僕の楽しみであり、憧れでした。
感じていることを等身大の言葉で表現してくれたり、面白い事柄をおふざけたっぷりで表現してくれたり。
僕はブロガーとしての完成形はあんちゃさんだと本気で思っています。
真面目とおふざけのバランス感が絶妙です。
ブログの文章構成、アフィリエイト記事とオピニオン記事のバランス、サイドバーのバナーなど結構真似ました。
でも最近のあんちゃさんを真似ようとは正直言って全く思わないです。
そこらの情報商材屋やメンタル論しか言わない胡散臭い連中と同じようなことしか言わない。
最近上げていた熱海での合宿記事もぶっちゃけ内容ペラペラでした。
昔憧れだった人が急に衰えたような感覚。
小さいときに恐かった親父が年を取って威厳が無くなっていたときと同じような感じ。
憧れの人が憧れでなくなってしまっていた時、虚無感や悲しさに僕は襲われました。
僕は本気の文章を読みたい
あんちゃさんのことをディスっているような記事になってしまっていますが、僕はあんちゃさんのことが本当に大好きです。
毎日まじまじぱーてぃーにアクセスして、記事が更新されているかどうかを欠かさずチェックしています。
あんちゃさんが書いた文章は本当に面白いし、読んでいて全く飽きないし、どんなに長文でもあっという間に時間が過ぎていきます。
あんちゃさんの本気の文章には僕が逆立ちしても勝てないです。
そんなあんちゃさんの本気の文章を僕はまた読んでみたい。
この記事はただの名もない一読者の戯言です。
偉そうにいろいろ言っているのも重々承知しています。
それでも僕は大好きなあんちゃさんの本気の文章をまた読みたいです。
あんちゃさんの本気の文章がまた読める日を待ってます。
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