僕は現役の麻雀店店員として2年間働いています。
今でこそそこそこ麻雀を打てるようになり、場代を含めても±0くらいの成績です。
でも、麻雀店で働き始めた頃は衝撃的に麻雀が弱かったです。
というのも雀荘で働くまで、雀荘に入ったことはなく、麻雀の経験はネット麻雀をかじる程度でした。
初心者向けの麻雀が強くなる方法は【勝ち組】現役雀荘メンバーが教える麻雀の成績がすぐに飛躍的に向上する方法5選【初心者必見】から
それでも色々と努力して、今では平均着順は2.3程にまで上がりました。
今回は僕が麻雀を上達させるために実際にやったことを紹介します。
- 麻雀の成績が伸び悩んでるな
- セットでいつも負けてるから、なんとか友達を見返したい
と思っている方は必見です。
記事のざっくりした内容
牌効率を覚える
麻雀をする上で必要不可欠なものです。
これができていないと絶対に勝てません。
にも関わらず、出来ていない人が多いです。
- 牌効率を無視して、チートイツに向かっていませんか?
- 一瞬でどれを切るのが一番広いか分かりますか?
- 聴牌になる牌の種類はわかりますか?
そもそも、牌効率は頭で考えて実行するものではなく、身体に染み付いているものです。
脊髄反射で出来るくらいにならないと麻雀では勝てません。
- 数学が得意な人は、いちいち公式を頭で思い出して解くわけじゃないですよね?
- ご飯を食べる時に、箸の使い方を意識することってないですよね?
ちなみに、牌効率を学ぶのにはウザク本がオススメです。
また、スマホアプリでも効率よく学べます。
通勤や通学中、ちょっとしたスキマ時間にコツコツやるだけですぐ強くなれますよ。
オリることを考えるな
自称中級者にありがちな病気に「オリ過ぎ病」があります。
「放銃=下手」という認識で、下手だと思われたくないから放銃することを極端に嫌がるんですよね。
でも、麻雀はオリたら絶対に点数増えないんですよ。
麻雀は半荘が終わる毎に一番点数を持っている人がトップになれます。
トップ以外は基本的にお金が増えることはありません。
つまり、降りるだけでは勝てないんです。
ある程度のリスクを負ってでも押さないとトップは取れません。
麻雀で勝つには放銃しないことではなく、人より多く点数を持つことが必須です。
デバサイするな
デバサイ=ロン牌が出た場所が最高(出場所が最高)という意味です。
なんでもかんでも押していればいいってわけでもありません。
絶対に放銃してはいけない場面があるのも事実です。
極端な話、役満をテンパイしていても降りなければならない場面はあります。
自称中級者は言います、「この手なら放銃しても仕方ない」と。
でも、本当に放銃してよかったんですか?
正確には、「この場面でこの手なら放銃しても仕方ない」というべき。
例えば断トツのトップ目で迎えた南場では、「放銃=死」くらいのイメージで立ち回りましょう。
何回も言いますが、麻雀は半荘が終わる毎に一番点数を持っている人がトップになれます。
つまり、一番点数を持っている状況のままゴール(=オーラスを終える)できれば即ち勝ちなんです。
一番点数を持っている状況を簡単に手放しては、トップを取れる可能性は下がります。
トップ目ではかなり引き気味に打つようにしましょう。
「トップになるまでは押し気味に、トップになったらかなり引き気味」に打つことを意識するだけで成績はかなり向上します。
東場は自由演技、南場は条件戦
東場と南場では打ち方を変えなければいけません。
東場では自分の順位や持ち点を考慮せず、局収支が最大になるように打つべきです。
例えば、という牌姿があるとします。
あなたは東2局の南家38000点持ちのトップ目です。
これは東場ならどんな巡目であってもリーチです。
もしトップ目であるからといって上のような牌姿でダマテンにしていたなら、絶対に改めてください。
逆に南場なら、この手牌の状況判断は変わってきます。
- どれくらいの点数状況?
- 他家の動向は?
- リーチや仕掛けの有無は?
- 満貫を上がるメリットはどれくらいあるか?
などと総合的に状況判断を下さなければいけません。
仮に東場と同じようにリーチという判断を下すにしても、リーチに至るまでの思考は東場と南場で違わなければなりませんよね。
麻雀は再現性が低いゲームです。
全く同じ場面は二度と訪れません。
だからこそ、正しい思考で考えられているかどうかが重要なんですよね。
麻雀強者から積極的に学べ
麻雀強者とは、正しい思考で麻雀を打っている人のことです。
麻雀強者から積極的に正しい思考を学びましょう。
最近はネット麻雀の普及で麻雀強者の牌譜が簡単に手に入ります。
- なぜ強者はこのような打牌選択をしたのか
- 自分とはどう違うのか
- この打牌にはどういう意図が含まれているのか
- メリットはなにか
というのを分析してみましょう。
これをやると思考が深くなりますよ。
いままでなんとなくで選択していたものを、しっかり考えられるようになりますからね。
また周りに麻雀強者がいれば、少しだけでもいいので後ろで見させてもらうのもありです。
自分がするであろう打牌と違ったときには、逐一質問してみてください。
麻雀強者との思考のズレをすり寄らせていくことで強者に近づきます。
自分一人の力で強くなるにはどうしても限界があります。
学校の授業で先生から授業を教わったほうが理解できるのと同じように、麻雀もより麻雀を理解している強者に教えてもらうことが強くなる近道です。
流れは存在しない
麻雀に流れは存在しません。
なので、
- 今は流れがいいから押そう
- 前の局でチャンス手を蹴られたから、この局はダマテンにしよう
というような考えは今すぐに捨て去ってください。
未だに多くの人の模範となるべきなプロ雀士でさえ本気で麻雀の流れを信じている人もいます。
もちろんないことを証明するのはいわゆる悪魔の証明なのでできませんが、それでも機械が牌を積んでいる麻雀において流れが介入することはできません。
もし仮に流れが存在したとしても、僕らは流れを確認することができないのだから、流れに執着することは無意味。
冷静な思考でフラットに打牌を選択できるようにしてくださいね。
麻雀は正しい手順で期待値がプラスの選択を積み重ねるゲームです。
負けた理由を人のせいにするな
麻雀がいつまで経っても弱い人の特徴は、「勝ったら自分の実力、負けたら運が悪い」と言ってしまうことです。
有名な名言にこんなものがあります。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」松浦静山
つまり、負けたときには負けた理由が必ず自分の中にあるんです。
それなのに、
- 裏ドラが全然乗らない
- 相手ばっかりツモる
- 聴牌する気配すらない
などと言って自分の負けを正当化していませんか?
- 裏ドラに期待しなくてもいいような点数状況に持ち込めなかったか?
- 相手がツモる前に上がりを拾えなかったか?
- 牌効率に従って打てていたか?
と毎回自分の麻雀内容を反省してください。
負けた原因が自分のなかにあるということに気付けることは、強くなるうえで必要不可欠です。
とにかく麻雀を打ち込め
いろいろ強くなるための方法を書きました。
でも頭の中で理解した気になっていても、実際に麻雀を打ちながらこれらの内容を実践するのは結構大変です。
なので、これらの内容が身体に染みつくまで麻雀を打ってください。
何も考えずに麻雀を打つのと、これらの内容を意識して麻雀を打つのとでは成長の度合いが大違いです。
自称中級者を脱却して麻雀強者へ
ある程度麻雀に慣れてきたけど、自分の実力が伸び悩んでいるな、と感じている方は是非この8つを意識して打ってみてください。
意識するだけですぐ勝てます。
断言できます。
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