男子諸君!身だしなみには気を使っていますか?
メンズがまず最初に身だしなみで気になるところといえば髪型ですよね!
でも男性の方の中には
「雑誌みたいにどうやってセットするのかわからない」
「ワックスっていっぱい種類あるけど何が違うの?」
って思ってらっしゃる方も大勢いると思います。
今回はそんな方々に必見です。
これを読めばすぐに髪セットが上手くなる!
そもそもワックスって?
ワックスにもいろいろな種類があります。
そしてそれぞれのワックスに得意なセット・髪質や苦手なセット・髪質があります。
サッカーで例えるならフォワードやディフェンダーといったポジションがあって、攻めるのが得意な選手もいれば守るのが得意な選手もいますよね。
それぞれ特徴別に使い分けてあげることで、本来の持ち味を出すことができます。
「自分の髪質もよくわかんないし、どんなセットしたいとかもあんま思い浮かんでないよ」
と思った方もいらっしゃると思います。
大丈夫です。安心してください。
そんな方に向けて、最後にとりあえず簡単にかっこよく見えるセット例を紹介します。
自分の髪質を把握しよう
髪セットをするにあたって、自分の髪の情報を知るということはとても重要です。
髪質に合ったワックスを使うことがセット上達の近道です。
自分は軟毛?それとも硬毛?
セルフで軟毛か硬毛かを見分ける方法は何個かあります。
1つは髪の両端を持って引っ張った時にちぎれるなら軟毛、そうでないなら硬毛です。
また髪をぐるぐるに指に巻いてそのまま指を抜いた時に形がキープされるなら軟毛で、すぐ元の形に戻るなら硬毛です。
くせ毛?それとも直毛?
くせ毛なのか直毛なのかもかなり大事です。
くせ毛の方はくせを生かしたセットをしたほうがかっこよくなりますし、直毛の方はツンツンした質感のセットが合います。
自分の髪質を最大限生かしたセットが自然にかっこよく見えます。
で、ワックスはどれ使えばいいの?
自分の髪質がわかったら次はワックス選びです。
自分に合ったワックスを使ってかっこよくなりましょう。
1:クリームタイプ
最も一般的なワックスです。
一番最初に買うワックスは多分クリームタイプだと思います。
どの髪質にも使いやすく、万能型です。
サッカー選手で例えるならセルヒオブスケッツ(FCバルセロナ)でしょうか。(わかりづらい)
欠点を挙げると、万能型であるが故に100%の完成度に近づけようとすると物足りなく感じます。
おすすめはアリミノのピースフリーズキープワックスです。
セット力がすごく強いながらも毛を動かしやすいです。
- セット力:★★★
- ツヤ感:★★★
- 伸び:★★★
2:ファイバータイプ
ワックスが繊維状になっているタイプです。
伸びがいいので髪に馴染みやすく、セット力もあります。
しっかりとした束感を演出できるのがファイバータイプの強みです。
硬毛の方は特におすすめのワックスです。
欠点は油分が多いので、つけすぎると重くなってしまいベタッとした質感になってしまうことです。
おすすめはナカノタントワックスの6番です。
ファイバータイプワックスの元祖と言えるワックスです。
性能面も申し分なく、非常に使いやすいです!
- セット力:★★★★
- ツヤ感:★★★★
- 伸び:★★★★★
3:ドライタイプ
マットやクレイとも呼ばれています。
油分が少ないので細かい動きをつけるのに向いています。
油分が少ないということはすなわち軽いので軟毛の方にお勧めのワックスです。
欠点は伸びが少なめなので髪に馴染ませづらいです。
ふわっとした質感でセットするには一番のワックスです。
おすすめはオーシャントリコのオーバードライブです。
表参道の人気美容室であるオーシャントーキョープロデュースのワックスです。
容器がスタイリッシュなのはもちろんのこと、性能面も申し分ないです。
- セット力:★★★★
- ツヤ感:★
- 伸び:★
4:グリースタイプ
最近話題のワックスです。
昔のポマードと同じような質感で、カチッとしたセットをするのに向いています。
キープ力は少ないですが、ツヤ感はピカイチです。
グリース単体で使うのもおすすめですが他のワックスと組み合わせて使うことでさらに理想のセットが仕上がります。
おすすめはクックグリースです。
単体で使用してもツヤ感スタイルを手軽に作れるし、他のワックスと混ぜても使いやすいです。
これ一個持ってたら組み合わせ次第でなんでもできちゃいます!
- セット力:★★
- ツヤ感:★★★★★
- 伸び:★★★★
番外編
他にもムースタイプ、ジェルタイプ、パウダータイプなどがあります。
しかし、基本的なセットに関しては必要ないと思います。
今あげた4つのワックスを一通り持っていれば代用はききます。
またかなりクセのあるワックスなので、初心者の方には扱いづらいかもしれません。
実際にセットしてみよう
さてワックスが手に入ったら実際にセットしてみましょう。
「は?いきなりセットしようって言われたってやり方わかんねーし」
みたいな声が聞こえます。
大丈夫です。
1からわかりやすく教えます。
1:王道束感セット(クリームワックス)
まずは王道の束感セットです。
簡単にかっこよく見えるし、女子受けも抜群です。
一見難しそうに見えますが、少しのコツを覚えればすぐにそれっぽくなります。
1.1:タオルドライ
ヘアセットにおいて、髪を乾かす(ブロー)が最も大事な工程です。
セットが下手な人は大体がブローをないがしろにしがちです。
まずは髪全体をしっかり濡らして生え癖をリセットします。
髪をしっかり濡らしたらタオルドライをします。
髪を空気に触れさせながら乾かすイメージでやってみてください。
タオルドライが上手く出来るとふわっとした質感でセットできます。
1.2:ドライヤー
タオルドライで7割ほど乾かしたらドライヤーで乾かしながらさらに生え癖を矯正していきます。
ドライヤーで乾かすときの風量は「中」でやるようにするとうまくいきます。
髪を若干引っ張りながら乾かすことでクセをなくせます。
また割れやすい前髪は「流す方向に向かって乾かす→逆側に向かって乾かす→もう一回流す方向に向かって乾かす」というようにやると割れにくくなります。
ハチ周り(ハチマキを巻くライン)は浮いてきやすいので温風で抑えるようにドライします。
いろんな方向から温風を当てることで生え癖を少なくできます。
ある程度の生え癖が治ったら形を作っていきます。
まずは頭のてっぺん(トップ)に高さを持たせましょう。
画像のように髪を指で持ち上げてできた隙間に温風を送り込む感じです。
温風を送り込んだらドライヤーを離して冷まします。
こうすることで形がキープされます。
てっぺんに高さを出せたら一番高いところから前髪の少し上のラインまでをつなぐような感じでボリュームをつけます。
縦のラインが一通り完成したら横のラインを作っていきます。
ここがアウトラインと呼ばれる場所で、ここをきれいに作れると完成度がグッと増します。
ここに温風を当てて外側に引き出して、冷まします。
大体外側に引き出せたら、斜めのラインを整えていきます。
毛根から25°~30°くらいの角度で温風を当ててから冷ますことでボリュームをつけていきます。
斜めのラインも整えられたら、後頭部にボリュームを出します。
後ろは自分では見えないのでやりづらいと思うのでざっくりで大丈夫です。
毛を頭皮に対して垂直に持ち上げ下から温風を当てて冷まします。
全体にボリュームがついたら、毛束をつまんで温風を当てて細かい束感を作っていきます。
大体完成したら最後に全体に冷風を当てて髪を固めます。
どうでしょうか。
しっかりドライができていたらこの時点で既にそれっぽさが出ていると思います。
1.3:ワックス付け
髪型のシルエットが出来たらワックスをつけていきます。
一気に大量のワックスをつけるとムラになってしまうので、少量を何度も継ぎ足して使いましょう。
このセットで使うワックスはアリミノ ピースフリーズキープワックスです。
まずは後頭部からつけていきます。
ワックスはこれくらいです。
小豆一つ分くらいです。
髪の根元には付けず、中間から毛先に向けて揉みこみましょう。
手にあるワックスがなくなった感じがしたら、さっきと同じ量を手に取り前髪以外の残りの部分に付けていきます。
ここも中間から毛先につけていきます。
一旦毛を全て上に持ち上げるようにワックスをつけていきます。
まるでスーパーサイヤ人のよう。
全部の毛にワックスを馴染ませたら毛を一層ずつ降ろしていきます。
焦って一気に降ろしてしまうとボリュームを落としすぎてしまうので注意してください。
毛を全体的に降ろしたら束が欲しいところをつまんだりしながらディテールを整えます。
これで完成です!
雑誌みたいなセットは簡単に作れちゃいます。
あとは風や汗で崩れにくくするためにスプレーで固めます。
2:無造作ナチュラル(ドライタイプ)
寝癖風のセットも紹介します。
あまり作りこみすぎないので、自然なかっこよさを演出できます。
社会人の方でもできるナチュラルな仕上がりです。
1.1:タオルドライ
ぶっちゃけタオルドライが一番大事です。
タオルで髪を全部乾かすくらいの勢いでとにかくわさわさと乾かしてください。
この乾かし方で不規則な髪の動きを作っていきます。
8~9割ほど乾いたらドライヤー作業に移ります。
1.2:ドライヤー
ドライヤー作業はざっくりでいいです。
毛を流したい方向に向かってブローしていきます。
毛を流し終えたら頭のてっぺんと後頭部に高さを出すような感じでボリュームをつけます。
最後に手でまだ毛が暖かいうちにぼさぼさっとかき乱しましょう。
最後の作業で無造作感がUPします。
ナチュラルセットにはランダムな感じが一番大事です。
1.3:ワックス付け
手のひらに100円玉くらい取ったら手全体に伸ばし、髪の中間から毛先に馴染ませていきます。
このセットで使っているワックスはオーシャントリコのオーバードライブです。
作りこみすぎると無造作セットではなくなってしまうのでシルエットだけ整えます。
寝癖のようなふわっとスタイルになるよう毛と毛の間に空気を入れるような感じでセットしていきましょう。
完成です!
時間もあんまりかからないので忙しい朝にもおすすめです。
自然なイケメンスタイルに変身できます。
3:パーマ風セット(ファイバータイプ)
くせ毛風のセットも紹介します。
パーマがかかったセットは大人っぽい印象を受けます。
アンニュイな雰囲気を醸し出すパーマ風スタイルのセット方法も教えちゃいます。
1.1:タオルドライ
とにかくゴシゴシ乾かしてください。
パーマ風スタイルを作るうえではタオルドライが特に重要です。
タオルドライのみで10割乾かすくらいの勢いでゴシゴシ乾かしてください。
また乾かすときに髪と髪をこするイメージで乾かすとよりパーマ風スタイルっぽくなります。
毛先が色んな方向を向いてパサつく感じになるまで根気よくタオルドライしてください。
1.2:ドライヤー
はしません。
濡れたままワックスをつけることで、地毛のくせを最大限出していきます。
1.3:ワックス付け
ファイバータイプのワックスを500円玉くらいとったら手のひら全体に伸ばし、髪の根元からつけていきます。
このセットで使ったワックスはナカノタントワックスの6番です。
手で頭皮をこするような感じでとにかく髪にワックスを馴染ませてください。
髪がワックスでしんなり?するまでこすり続けてください。
ある程度こすれたらシルエットを整えていきます。
ざっくりとした形が出来たら細かいところを微調整して完成です!
パーマをかけなくてもパーマ風スタイルはワックスだけでも再現できます。
4:おしゃれ七三(グリースワックス)
フォーマルなスタイルで清潔感もばっちりです。
男らしさを演出でき、スーツとの相性もいいので社会人の方に特におすすめです!
1.1:タオルドライ
かなり雑に乾かして大丈夫です。
ある程度の水気をタオルで拭き取っていきましょう。
1.2:ドライヤー
七三セットではドライヤーがかなり重要です。
目尻の少し内側くらいのところで分け目を作るときれいな七三になります。
分け目を決めたらそこを中心に温風を当てていきます。
髪をかき分けるような感じで分けた髪の面積の多いほうを斜め後ろに流します。
前髪は下を向いて下からドライヤーを当てるとボリュームを簡単に出せます。
面積が小さいほうは潰してボリュームを抑えましょう。
しっかりとつむじまで髪を分けてください。
1.3:ワックス付け
グリースを普段つける量よりも多く手に取って髪につけていきます。
使っているワックスはクックグリースです。
全体に根元からがっつりとつけましょう。
ドライヤーで作った毛流れに逆らわず、髪に手でくしを通すような感じでやりましょう。
いつもの1.5倍くらいのワックスを使って髪にツヤ感を出していくと完成度はかなり高くなります。
全体のシルエットをきれいにしたら完成です!
かなり手軽で簡単におしゃれなスタイルが出来たと思います。
時間もあまりかからないので朝のセットにもってこいです。
ワックスをマスターして雰囲気イケメンを目指しましょう
「プロじゃないとあんなに上手くできない」
と思っていた方はこれを読んでセットに挑戦してみてください!
最初は上手くできないかもしれませんが、練習あるのみです。
髪セットが上手くなるだけで、相手からの印象がグッとアップすること間違いなし!
皆さんも髪セットをしてかっこよくなりましょう!
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