新型ウイルスの影響で、多くの大学がオンラインでリモートでの講義を行っています。
高校までは感染拡大が一定数落ち着いてきたこともあり対面式の授業が再開されていますが、大学はかなり多くの人数が集まることなどから依然としてオンライン授業のまま。
大学によっては後期も引き続きオンラインでの講義が決定しているところもあります。
パソコンで授業を受けるスタイルは通学する必要がないため時間的な余裕が生まれる一方、ずっとパソコンの前に座っていなければならないので人によってはかなりしんどく感じてしまうことも。
ということでこの記事ではオンライン授業で疲れを溜めずにかつ楽に受けられる方法を教えます。
記事のざっくりした内容
オンライン授業で疲れが溜まる…
新型ウイルスの影響で急にオンライン授業が始まって最初は戸惑ったものの、だんだんオンライン講義にも慣れてきました。
それと同時に実際に教室で座って講義を受けるのとは違い、やはりオンラインならではの難しさや大変さも感じてきます。
リモートでの授業を進めているうちに自分で全て授業を受けなければならないので時間管理の難しさやデスクワークの疲れの部分がかなり気になってきたんですよね。
多分今オンライン授業を経験している大学生のほとんどが僕と同じような悩みを抱えていることと思います。
ということで僕なりにそんな大学生が抱えているオンライン講義への悩みの解決策を10個提示します!
リモート授業の疲れを軽減する方法
僕はリモート授業で感じた悩みを解決するために、様々な方法を試しました。
作業効率が上がれば、その分色々なことに時間を有効活用できますし、疲れが溜まらなければ次の日のパフォーマンスも良くなりますからね。
今回は僕が実際に試した中で効果が高かった、また友達に勧めて反応が良かったものを紹介します。
①スマホではなくパソコンを使う
オンライン授業はネットさえ使える環境であればどこでも受けることができるので、スマートフォンで授業の動画を見ている方も多いです。
確かにスマホなら電車の中やバイトの休憩などの空き時間を有効利用して授業を受けられるので一見すると効率よく見えます。
しかしスマホの画面は小さいので、長時間の視聴には適していませんし、一回に表示できる情報量が少ないのでレジュメを見るために何回もスワイプしないといけません。
また画面と顔の距離が近くなるため、眼精疲労も溜まりやすいですし、手に持った状態で動画を見るので肩こりの原因にもなります。
ですので、以上の理由からオンライン授業ではパソコンを使うことをおすすめします。
最近のスマホは一昔前と比べると性能が格段に良くなってきたとは言え、機械の性能は端末の大きさに比例しますので、まだまだパソコンのほうが優秀です。
パソコンはスマホの画面よりも大きいので、オンライン授業をストレス無く見られますし、視聴の途中でカクついたり固まることも少ないです。
大学生の中には「パソコン=高い割ににあまり使う頻度が無い」と思って購入を躊躇している方もちらほら見られますが、最近ではChromebookなどの低価格で性能とのコスパも申し分ないものも続々発売されています。
また新品に拘らなければ、企業のリース品などで安く高性能なパソコンを購入できます。
実際、スマホで授業を受けていた友達は「パソコンに変えてめっちゃ快適!」とわざわざラインしてきましたほどです。
②動画を倍速再生する
一言にオンライン授業と言っても、リアルタイムで受けるもの、予め録画された動画を各自で見るもの、自学自習など様々。
実際に教室で行われる講義の場合、しっかりと時間が決められていますのでオンオフのスイッチを切り替えやすいですが、オンライン授業だとそうもいきません。
一人でモニターとにらめっこして講義を受けなければならないので、間延びしてしまいがちですよね。
ですので、オンデマンド形式の講義の場合、動画を倍速再生するのがおすすめ。
Youtubeの限定公開やGoogle Driveなどで動画ファイルが共有されている場合は、動画右下の歯車マークから動画のスピードを切り替えられます。
WebexやZoom、SkypeなどのWeb会議システムを使った録画の場合は、一旦動画ファイルをダウンロードして、Windows Media Playerなどの動画再生ソフトで倍速再生を行えます。
僕は教授が話すスピードに応じて倍速スピードを変えていますが、基本は2倍速で再生しています。
単純計算、1.5倍速なら2/3の時間で、2倍速なら半分の時間で講義の動画を確認できるので、時間の節約になりますし、60分以上ある動画をずっと集中して見るのはかなりしんどいです。
倍速再生を行うことで、短時間で集中して講義を受けられるのでむしろパフォーマンスも向上しました。
③外付けモニターを活用する
オンライン授業ではスマホではなくパソコンを使ったほうが効率的であることは先程説明した通りです。
なるべく大きな画面を使ったほうがその分一回に表示される情報量が多いですからね。
しかしさらに効率的にオンライン授業を行うなら、外付けモニターを活用することをおすすめします。
外付けモニターとはパソコンにもともと付いている画面とは別に、新しくモニターをパソコンに接続して2画面にすることです。
外付けモニターを使うことで、単純にモニターのサイズが2倍になるので、情報量も2倍になります。
さらに2画面にすることで、それぞれの画面で別々のものを表示させられるので、例えば片方の画面で講義の動画を再生しながら、もう一方の画面でWordを起動させて同時進行でレスポンスシートやレポートを書いたり、レジュメを表示したりなんかも可能。
いちいち画面を切り替える必要がないので、作業効率がぐんと上がるので今回紹介するものの中でもかなりおすすめです。
新品のモニターなら1万円ほどで購入できますし、「モニターをわざわざ買うのが勿体ない」という方であればもしiPadを持っている方ならiPadをパソコンのモニターにする方法もありますし、「iPadも持ってない!」という方なら、パソコンをテレビに繋ぐことでモニター代わりにできます。
2画面にすればレポートを書く際にも、片方の画面で参考文献や論文を参照しながら、もう一方の画面でレポートを書けるのでかなりの時間節約になります。
④イヤホンではなくスピーカーで音を聴く
大学の講義は基本的に一コマで60分、もしくは90分が標準的ですので、かなり長い時間画面に向き合わなければなりません。
もちろんそれによって長時間ブルーライトを浴びることになるので、目の疲れが溜まることはありますが、実は軽視されがちですが耳の疲れも溜まります。
オンライン授業の際に、イヤホンで動画の音を聴いている方も多いと思いますが、長時間の視聴を余儀なくされるオンライン授業の場合はスピーカーで音を聞くのがおすすめ。
イヤホンやヘッドホンは耳が圧迫されますので、通勤や通学などの短い時間であればさほど影響はありませんが、長い時間使っているとどうしても疲れが溜まります。
また耳が密閉されることで気圧差ができるので、長時間の使用はまるで飛行機に乗っているときのような感覚も引き起こされてしまいます。
スピーカーであれば、人と会話しているときのような自然な感覚に近いので、イヤホンやヘッドホンと比べれば耳への負担が少ないです。
「動画=イヤホン必須」と考えている方は、スピーカーに変えるだけでかなり疲れの度合いが変わります。
⑤ストレッチをする
実際に大学へ赴いて講義を受ける場合、通学や教室移動などで身体を動かす機会がありますが、オンライン授業の場合、基本的に画面の前にしか居ないので身体が凝り固まってきます。
また自宅から出ることも少なくなっているので、余計に身体を動かすことが無いですよね。
ですので、オンライン講義の場合は定期的にストレッチをするのがおすすめ。
一回講義を聞き終わったら、肩のストレッチやスクワットなどを行うだけで、切り替えにもなりますし、継続的に行うことでオンライン授業でも疲れが溜まりづらくなります。
⑥少し良い椅子を使う
オンライン授業で疲れを溜めづらくするには、椅子も大事な要素の一つ。
ダイニングの椅子や座椅子で講義を受けている方や場合によっては地べたで受けている方も居ると思いますが、デスクワーク用の椅子を使うだけで疲れの溜まり具合が全く変わってきます。
デスクワーク用の椅子はパソコン作業に最適化して作られているからです。
快適な空間で作業を受けることで、全く同じ時間オンライン授業を受けたとしても体に溜まる疲れにはかなりの差があります。
椅子をオンライン授業に適したものにすると、姿勢が改善されます。
それによって長時間講義を受け続けていても、疲れが溜まりづらくなるんです。
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⑦キーボードを変える
オンライン授業だと定期試験が行いづらいですので、それの影響でレポートやレスポンスシートの提出の比率が高くなっていますよね。
そのため、普段の大学生活よりもキーボードを打つ頻度が高くなります。
つまり、キーボードを使いやすいものにすることで、その分レポートを書くスピードやタイピング疲れを軽減できるのでパフォーマンスも上がります。
パソコンのキーボードはどれも同じだと思っている方がほとんどですが、実はパソコンのキーボードは値段によってタイピングのしやすさがかなり変わってくるんです。
僕は最高級のリアルフォースというキーボードを使っていますが、タイピングで全く疲れを感じませんので、1万字位のレポートであれば一日で一気に完了できます。
僕の友達が以前家に来たときに、僕が使っているキーボードを試し打ちしたんですが、そのときに「これは、良すぎるね。」と絶賛して、すぐにAmazonでポチっていました。
いきなり最高級のキーボードに変えるのは必要ないにしても、少しお金を出すだけで打ち心地がかなり良くなりますので、レポートやレスポンスシートが億劫ではなくなります。
⑧ホットアイマスクで目を休める
オンライン授業は動画視聴での授業が主ですので、それに伴って長時間画面を見ざるを得ませんよね。
スマホやパソコンの画面を長時間見ると、ブルーライトの影響で目に疲労が蓄積されます。
目は起きている時間はずっと使っている器官なので、目が疲れてくるとパフォーマンスがどんどん低下していってしまうんですよね。
ですので、目の疲れを取るためにホットアイマスクを使うのがおすすめ。
ホットアイマスクで目の周りの筋肉をほぐして、疲れ目を払拭できます。
目が疲れてくると、どんどんやる気やモチベーションが低下してきますので、少しでも目が疲れてきたな、と感じたらすぐに対処しましょう。
⑨姿勢良く受ける
オンライン授業はいつでもどこでも受けられるのがメリットですが、それ故にベッドの上やトイレなどで受けてしまっている方も多いですよね。
しかしそのような姿勢で講義を受けると、正しく座って受けているときと比べて身体に疲れが溜まりやすいですし、集中力も低下してしまいます。
ですので、オンライン授業を受ける際は姿勢良く受けるのがおすすめ。
良い姿勢で受けることで集中して講義を受けられますので、ダラダラ受けるよりも短時間でパッと終わらせられます。
また身体のコリも軽減されるので、肩や腰が重くなることも少なくできます。
⑩一気にまとめて終わらせる
オンライン授業はいつでも講義を受けられるからこそ、どんどん先送りにしてしまったり、夜中に慌てて受けなければならなくなったりしてしまいます。
しかしダラダラ受けると、結果として長い時間がかかってしまい、効率悪いです。
ですので、オンライン授業においては時間を決めて短時間で集中して終わらせたほうがおすすめ。
例えば一週間のうち、「月曜と木曜だけはオンライン授業をやる、それ以外はやらない。」と決めておいて、オンライン授業に取り組む日は集中して行いましょう。
快適なオンライン大学生活を送りましょう!
新型ウイルスの影響で、今後の大学生活は依然として不透明なままで、いつ普通のキャンパスライフを遅れるようになるかは全くわからない情勢です。
なので、オンライン授業の環境を整えることが大事になってきます。
また普通のキャンパスライフに戻ったとしても、レポート課題などは大学生活に付いて回るので環境を整えて損することは全くありません。
今回紹介した方法はどれも簡単に取り入れられるものばかりですので、是非試してみてください!